京都国立近代美術館で行われているVan Cleef & Arpels Mastery of an Art展が残り10日となりました。
今月半ばに遅ればせながら私も見てきましたが、なかなかの内容でブログにご紹介するのが遅くなり後悔しています。
何より最初のコーナーの裏と表両方から見ることが出来る展示がすばらしく、プロの興味は表よりむしろ裏側の構造や仕上げなのでその技術の高さを存分に味わうことが出来ます。特に1906年の創業から1920年代ぐらいの初代の情熱が感じられる時代のジュエリーが素晴らしく、Van Cleef & Arpelsと言うブランドの頂点を実感出来ます。
また、使われているジェムストーンの色や特徴から時代時代の産地が分り、現代のものとの比較も出来て勉強になります。
自社工房の各セクションの動画がモニターで見る事が出来るコーナーもありますが、これは動画のまとめページより楽しむ事ができるので是非ご覧ください。特にジュエリーを創る事に従事されている方には又とない機会です。
残り10日となりましたが、関西方面に行かれる方は少し足を伸ばして行かれては如何でしょうか。
平日でも2時間ぐらいの時間は欲しいところです。