〜ジュエリーコンシェルジュ原田の宝石コラム〜
宝石の価値判定の最前線で働いてきたジュエリーコンシェルジュ原田が
世界のジュエリー業界の動向についてご紹介いたします。
毎年この時期に行われる時計と宝飾の見本市Basel World 2008に来ています。
Basel Showという名前で親しまれているこの見本市は、時計と宝飾の最新モデルが発表されることで世界中から関係者が集まります。
今年は4月3日(木)~10日(木)に開催しています。
時計に関しては、Basel Worldと同時期にジュネーブで開催されるジュネーブサロンに集約されています。
宝飾関連では幾つもの見本市がありますが、Basel Worldにしか出展しない業者も多いため規模もさることながら品質の面では他を圧倒しています。
2,000を超える の出展参加会社と160,000 平方メートル(約 4 万 8 千坪)を超える広い会場はとても2,3日では回ることが出来ません。
6つホールからなる会場は、以下のように分かれています。
ブランド時計がホール1,4,5と2の一部
ファッション的なブランドジュエリーは、ホール2
宝石を主としたジュエリーとルースは、ホール3
ディスプレイ関連と工具は、ホール3
アジアのジュエリーは、ホール6
弊社は、宝石を主としたジュエリーのホール3に2年前から出展しています。
ホール3でもメインの1階にギメルさんと一緒に一つのブースを分けて使っています。
今回は、ダイヤモンドエタニティリングとコーラルのシリーズを出品しました。
コーラルは中国のマーケットを意識して中国語の解説もつけました。
私の部門の在庫からはヒスイのルース2点とジュエリーを1点だけ出展しました。
今日から会場で見つけた印象的な宝石やジュエリーをご紹介します。